アーユルベーダと出会う
ホリスティックなアプローチと呼ばれるものに出会ったのは大学生のときで、ものすごく肌が荒れたときだった。整体に行って、食事指導を少し受けて、それで回復していったのを覚えている。それから、20代後半で胃腸の機能改善のために漢方を飲んだときも、みるみるうちに子供の頃から続いた不調が治っていった。今年の2月から続くアレルギーに対して、眼科と皮膚科に交互にいくような月を経て、心の中で少しずつまたホリスティックなアプローチと呼ばれるものを試したくなっていた。
20代は奇しくもまわりにそのようなアプローチを実践している人がいて、軽い気持ちでそういう話題に触れたり、おすすめをもらえたりしたのだが、最近はそういった人も会話も減っていた。まずは話すことから、と思い以前友達が紹介してくれたアーユルベーダのセラピストの知り合いに連絡することにした。アーユルベーダにはずっと興味があって、今回はゆっくり体の声を聞いてもらえたので、備忘録がてら私の体に効くレシピを記しておこうと思う。
日々のケア
- 夜にヴァージンココナッツオイルでセルフマッサージすると良い。
- 部位としては、目のまわり、耳(ホットタオルをあてる)、側頭部、後頭部
- 呼吸法で呼吸すること。
- 夜だけではなくて、10:00〜14:00の間で仕事があまりにも忙しかったり、イライラする、攻撃的・批判的になっているときもおすすめ。
- ターメリックでうがいをする。
- 殺菌効果がある(抗アレルギー)
- Vataのバランスをとる。Vataは、神経、耳、循環、大腸、下半身。
- カモミールで入浴する。
- お風呂を出たあとにマッサージ用のセサミオイルで保湿する。
- 腰から下の冷え防止
- 足指を1本ずつ手でまわして動かしてあげる
- 骨盤〜足のストレッチ
- 足湯
- 耳のマッサージ
- 座り仕事中、1時間に1回は理由をつけて立ちあがったり歩くようにすること
1日の使い方
- 朝
- 毎朝まず
- 太陽の日に一度浴びる
- トイレにいく
- 舌のそうじ
- 白湯を飲む
- 毎朝まず
- 日中
- 午前の早めの時間に初めて、18時には終える。
- 昼間に仕事以外のことで減らせるものがあれば減らして、18時に仕事を終えられるようにする。
- 夕方(18時以降)
- 18時以降は仕事は離れる。
食べ物
- 日中
- ドライな食べ物は昼間に食べる。
- 夜
- 夜食べるものは日を通したものを多めに。
- 夜は水水しいものを食べる。
- おすすめの食べ物
1日の時間の使い方については、調べると「ディナチャリア(1日の理想的な過ごし方)」というものがアーユルベーダにあるらしいので、ここにメモしておく。
ディナチャリア
- 2:00 - 6:00:ヴァータの時間。この時間に起きるとすっきりと目覚める。
- 6:00 - 10:00:カパの時間。重くなっていくので軽いヨガや朝ごはんで体を目覚めさせる。
- 10:00 - 14:00:ピッタの時間。消化力も頭の動きも高まる。食べて働く!
- 14:00 - 18:00:ヴァータの時間。疲れが出てくる頃。帰宅したら少し落ち着ける。
- 18:00 - 22:00:カパの時間。体が眠りの準備をする。
- 22:00 - 2:00:ピッタの時間。この時間に眠るとよく回復できる。
(参考)
このセラピストの知り合いとは一度ランチをしてゆっくりとお話して、お互いのことを知ったあとに少し長めの施術を受けることにした。その日はGWのとても天気が良い日で、自転車でサロンまで行ってとても良い時間を過ごした。施術中はうとうとしたり、アジアの国に旅行している気分になって、良い気分転換にもなった。
5月5日の施術メニュー
- ヘッドマッサージ
- 体のオイルマッサージ(ヘッド付き)
- よもぎ蒸し
- シロダーラ
アレルギーは小康状態ではあるものの、アレルギー発症前ほどの安定感はなく、まだまだ回復の途中だなと思う。眼科もまだ通いつつ、アーユルベーダを実践してできるだけ体に優しく暮らしていきたい。