【収納実例】メイク道具・ドレッサーまわりをMUJIのクリアボックスで整える

先日、汚部屋の友達の家を徹底的にそうじしてきました。整理整頓とか収納って感覚的にできる人とできない人がわかれがちなので、この記事では(自称)収納コンサルの私が、汚いドレッサー周りをどのように分析し、目標を定めて、実行したかを以下の四段階に分けて説明していきます。

第一段階:断捨離
第二段階:分類
第三段階:設計(と買い出し)
第四段階:セッティング

 

BEFORE/AFTER

今回の対象となるドレッサーまわりの写真をみてみましょう。まずはbefore.

すごい!共通の友人いわく「ボトルが床からはえている」エリアです。かろうじて顔用コットンだけは蓋つきのケースで守られているものの、洗われたことのないブラシ、埃をかぶったアイシャドウ、これで化粧してきれいになるのか?!

これが数時間後には、、

ジャーン!MUJIのクリアボックスを駆使して、どこになにがあるのか一目瞭然、機能的で清潔なドレッサーに変化しました!

ここからは手順を説明していきます。

収納第一段階:断捨離

まずは不要なものを捨てるところから始まります。以下の手順で進めます。

(1)全ての物を出す用に、ビニールシートか大きなゴミ袋を床に広げる。

(2)棚の中、棚のまわりにある全てのものをビニールシート上に出す。このとき、個別の収納ケースにいれているものも全て出す。例えば3袋入りの試供品セットも全てパッケージから出す。

(3)その山を要・不要にわける。必要なものは適当な紙袋へ、不要なものはゴミ袋へ入れる。ビニールシート上になにもなくなるまで行う。

参考までに、要・不要の基準はこんなかんじ。

必要なもの
普段使いのコスメ・基礎化粧品、それらのストック
不要なもの
使わないものすべて。買って半年以上未開封のもの、以前使っていた化粧品、底が見えていて頑張れば使えるコスメだけど頑張らないで2週間以上放置してあるもの(あなたがそのシャドウなりリップスティックなりをほじくりかえしてきちんと使うことは一生こない)、もらって3ヶ月以上の試供品(きっと一生試さない)、季節もの(UVケア商品の寿命は数ヶ月なので翌年くりこしなしです。)など。

 

収納第二段階:分類

第二段階では、持ち物の分析です。ビニールシート上の物がなくなったら、必要なものが入ってる紙袋から中身をすべてビニールシート上に広げ、分類をします。分類方法は以下の感じ。

(1)普段使いのもの
①化粧品(筆、マスカラ、ペンシルなど立てるもの)
②化粧品(パクト系)
③基礎化粧品ボトル系(リキッドファンデーションやヘアオイルもここでok)
④コットンや綿棒やスポンジなどの消耗品

(2)ストック
(1)同様。

(3)その他小物
①ポーチ類
②ヘアゴム、ヘアピン
③その他小物(カミソリなど)

だいたい分類できたら、分類をノートに書くのと、各分類の量を大・中・小で把握しておきます。例えばこんなかんじ。(字が汚い…)

 

収納第三段階:設計と買い出し

分類が終わったら、ノートに目標とする収納の図を書き出します。これは収納用具と収納後のイメージがないと最初は難しいかもしれませんが、慣れると簡単です。

(1)まず、棚のタテ、ヨコ、高さを測ります。それっぽい四角をノートにかきます。(図がきたなくてごめんなさい)

 

(2)次に、先ほどの分類と量(サイズ感)をもとに、棚のどの段に、どのサイズの箱が、何個ずつ必要なのかを設計します。箱の数=分類の数、です。普段使いのものは届きやすいところ(今回だと最上段)、ストックは遠いところ(今回だと最下段)におきます。

私はまず、(1)で書いた棚の図の中に、箱と分類のイメージをなんとなく書き込みます。ここまでが家でやる仕込みです。

(3)その後、買い出し先で(2)の調整を行います。買い出し先では、それぞれの商品の寸法と、ノートに書いた寸法をにらめっこしながら、できるだけぴったり当てはまる箱を探します

ここでのコツは、なるだけ同じ箱や同じシリーズの箱を買うことです。質感の異なるもの、しまったときにでっぱってしまうもの、などがあると統一感が欠けて美しく見えません。後述しますが、今回は無印のメイクボックスで統一しました。

 

収納最終段階:買い出しとセッティング

買い出しから帰ってきたら、買ってきた箱を、ノートに書いてある設計通り棚に入れ、先ほど分類した物を分類ごとに箱にドカドカ入れて行きます。

最後に、それぞれの箱にラベルをつけたら完成です!

 

このラベルづけは非常に重要です。「物に定位置を与える」のが、汚部屋を繰り返さないために最も大切なことなのです。ラベルをつけることによって、それぞれの定位置を自分に認識させることになります。

セッティングの段階で、測った寸法通りに入らなかったり、思ったより物が多くて二箱とることになったりしても最初は大丈夫です。だんだん慣れてきたり、断捨離を重ねていくことによって、失敗も減っていきます。

また、箱の中がゴチャゴチャする場合はジップロックでさらに分類しましょう。例えば綿棒だけジップロックでまとめる、使う試供品を用途ごとにジップロックでまとめる、などです。このときもラベリングを忘れずに!

 

今回買った箱

今回は、全てMUJIポリプロピレンメイクボックスです。(記事が長くなったので詳細は割愛!)

みなさんも試してみてください〜!