【収納実例】ひとりぐらしキッチンの収納

ひとりぐらしキッチンの収納の難しいところは、ファミリー用住宅のキッチンのように引出しが分けられているわけでも、中に棚があるわけでもなく、どのように空間を使っていいかわからなくなってしまうところです。

というわけで、今回は前回のように箱を用意するだけではなく、棚も設置して、空間を仕切ることにしました。(キッチントップはまた次回!)

まずはBEFORE/AFTERから!

キッチン上収納がこちら↓

下収納がこちら↓

全体的に雪崩感というか、重力に逆らえていないような…。そして最初に書いたように、キッチン下の収納は上半分が空白で、空間を使いきれていないのがもったいないです。

また、上下の収納で収まらない分はキャスターに入っているのですが、こちらも溢れ気味、、

 

これらの溢れがち収納場所も、適切な収納商品を使って片付けると…

AFTER

整います!床に置いていた鍋なども中にいれることに成功。

写真では小さいですが、キャスターも中身が取り出しやすくなりました◎こちらも、床に直置きだった炊飯器やミキサーを収納することに成功

まだものが多くて少し溢れ気味ですが、そこは友達の人生初の断捨離ということでおゆるしください^^;

BEFOREからAFTERへの4ステップ

前回に引き続き今回も4ステップを経てAFTERに至っています。

1:断捨離
2:分類
3:設計(と買い出し)
4:セッティング

以下で一つずつみていきましょう〜

 

ステップ1:断捨離

まずは不要なものを捨てるところから始まります。以下の手順で進めます。

(1)全ての物を出す用に、ビニールシートか大きなゴミ袋を床に広げる。

(2)収納の中の全てのものをビニールシート上に出す。

(3)その山を要・不要にわける。必要なものはひとつの山にして、不要なものはゴミ袋へ入れる。ビニールシート上になにもなくなるまで行う。

参考までに、キッチンの要・不要の基準はこんなかんじ。

必要なもの
・普段使っている調理器具
・普段使っている食品
・普段使っている食器
・たまにしか使わなくても良い時間を作ってくる食器(茶器など)
不要なもの
・賞味期限の切れた食品・調味料
・きっと料理しないであろう食品(旅先で買った謎の食品など)
・消費しきれないストックは、半分捨ててもOK
・使わない調理器具、2つ以上あるもの
・3ヶ月以上使われていない使い捨てカトラリーや皿
・ダサい食器、使いにくい食器
・変なサイズのタッパー

キッチンは衛生状況に直結する場なので、不潔なものは捨てるほうが健康にも良いですし、手料理を振る舞うときにも自信がもてますよ。

 

ステップ2:分類

ステップ2では、持ち物の分析です。ビニールシート上の物がなくなったら、必要なもの山から中身をすべてビニールシート上に広げ、分類をします。今回の分類方法は以下の感じ。

(1)食器
①陶器
②タッパー
③カトラリー
④その他(アウトドア用・弁当箱)

(2)調理器具
①お鍋
②ボウル
③おたまなどの器具

(3)食品
①調味料など
穀物(お米とか)
③レトルト食品
冷蔵庫内のものは今回はなしです

(4)おかし作り道具
友人はおかし作りが好きなため、おかし道具は別で分類をつくりました。
①計量器具
②クッキーやケーキ型
③ラッピング

(5)その他
ラップなどです

分類を終えたらノートに項目を書いておきましょう。

 

ステップ3:設計と買い出し

分類が終わったら、ノートに目標とする収納の図を書き出します。これは収納用具と収納後のイメージがないと最初は難しいかもしれませんが、慣れると簡単です。

(1)まず、棚のタテ、ヨコ、高さを測ります。それっぽい四角をノートにかきます。(図がきたなくてほんとごめんなさい)

(2)次に、先ほどの分類と量(サイズ感)をもとに、どのように空間を仕切るかを考えます。これは少し難しいのですが、ニトリの収納商品などをチェックしたらイメージがつきやすいかもしれません。

今回は、

上の収納
・取り出しにくい
→あまり出番のない(4)おかし用品、そしてたまにしか使わない茶器を収納
キャスター
・高さにゆとりがある
・使いやすい
→普段使いの(1)食器を収納
下の収納
・とにかく広い
→残りのもの全てを分類項目ごとに収納

というような空間の使い方をしました。

(3)その後、買い出し先で(2)の調整を行います。買い出し先では、それぞれの商品の寸法と、ノートに書いた寸法をにらめっこしながら、できるだけぴったり当てはまる棚・箱を探します。

 

ステップ4:買い出しとセッティング

買い出しから帰ってきたら、色々と組み立てて、メモ書き通りに収納してみます。今回はキッチン下の収納がなかなかまとまらなかったので、色々なパターンを試したりして、AFTER画像に落ち着いています。

最後に、前回同様、箱にはラベルづけをしています。ドレッサーまわりほど小物だらけではないので、一目瞭然なところもありますが、特に不透明な箱はラベルをつけて中身を覚えておくのが大切です。

 

今回のスグレモノ − 伸縮ラック!

ニトリ|シンク下伸縮ラック2段(シータ 5075)

なんとこれは、棚の高さを変えられるだけではなく、排水管を避けて棚を設置できる超すぐれものです!今回はこれを2つ購入して下の収納にいれ、あまっていた空間を3段に仕切って有効活用することができました!

箱もニトリですが、ふつうの箱なので割愛です。

 

以上、キッチン収納編でした。

やはり友人はものが捨てられないようで、なかなか苦戦しましたが、リビングや廊下、まさかのバスルームまで広がっていたキッチンツールが、全てキッチン内に収まったので今回は成功かな、と思います :)

ニトリの伸縮ラックは本当におすすめなのでぜひ活用してみてください!