夜の遊び方

酔っ払いの写真。酔っ払った女の子と男の子に写真をお願いされ、撮ったら、私たちの写真も撮ってくれた。私が日本人っていうと好きなアニメのフレーズを日本語で言ってくれた。

夜のダウンタウンでできることと言えば、バーで飲むか、クラブで踊るかくらいだった。 私たちのお気に入りはゲイバーのIBTsだった。音楽はわりとフツウだった。The Chainsmokersのcloserが流行ったときは "We beat to death in Tucson"のTucsonのとこで全員が叫んだ。あとやっぱり、ストレートの男がいない分安全だった。

いろんな出会いもあった。Play Groundの2階が結局一番人気の曲を流すから、最後に行き着くところはそこだった。必ずDJブースの前で1人で踊っているおじさんがいて、顔見知りになった。彼は絶対にいた。

友達が連れてきた子はゴミ箱から焼きたてLサイズのピザを見つけてきて、みんなで山分けして食べた。お腹は壊さなかったけど、持ち帰ったピザは翌朝捨てた。いろんな生計のたて方を知った。

IBTsで知り合ったトランスの子と買い物にいったこともある。Hotel Congressは金曜になるとラテンを流すから、サルサが踊れない私たちは市民権を失った。Hi Fiでクラスメイトが惰性に流されているとき、私は親友と踊っていた。「あすみと出会えて本当によかった」って言ってくれた。

ツーソンの夜は2時に終わる。

2時になると、クラブもバーも蛍光灯がつき、閉店の準備をする。私たちは道に出て、Sonoran hotdogを売る屋台のおばちゃんのところへむかう。$5でホットドッグを買って、サルサをたくさんつけて、頬張りながら一番近い友達の家に歩いて帰る。

そのあとに飲み直したり、寝たりする。私たちは踊り疲れているのだ。